エンジェル・セラピー・プラクティショナー®、ATP®、
レムリアン・ヒーリング®ティーチャー、
エンジェルスターセラピストのルイーズです☆
第６回のコラムでエジプト時代の過去世のはじまりをご紹介しました。
今回はこの過去世でどのような暮らしをしていたのか、
そして何が起こったのか、その続きを書いていこうと思います。
果てのない仕事とストレスの毎日
今回の過去世を書くにあたり、このような題名が浮かんできました。
一見すると、とても遠い昔のこととは思えない題名ですね。
このような仕事と毎日のストレスに悩んでいる方は
たくさんいらっしゃるのではないかと思います。
現在の自分が同じように経験していることを、
過去世の自分も同じように経験している、遠い昔のわけのわからないことではなく、
現在と同じようなことを考え悩んでいた自分がいたことがわかると、
過去世は途端に身近に感じられるようになります。
「果てのない仕事」とは前回書いた神殿への奉納物を作る仕事、
そして私は機織りを担当していました。
幼いころに神殿に「奉献」された私は、
飢えに苦しんだりすることはありませんでしたが、
喜ぶことも楽しむこともなく、静かな環境で、
ただひたすら奉納物を作り続けることを仕事として、
毎日を単調に過ごしていました。
そのような女性のみの静かな集団生活の中で、
いつもと違ってわずかに華やぐことがありました。
それは自分の奉納物が完成して、神殿に届けに行く時でした。
最初の情景で、私たちはあまり飾り気のないギリシャ風の衣装を着ていると書きましたが、
この奉納物を神殿に届けるときだけは伝統的なエジプト風の衣装を着るのです。
エジプト風の衣装を身に着けて、普段はしないお化粧までして、
無味乾燥な生活の中でそのときだけは華やかに見えたのでしょうね。
たぶん、このときだけは感情を表にあらわさない生活をしていてもうれしかっただろうし、
仲間からも羨望の目で見られていたのだと思います。
ただ、過去世の私はこの羨望の目で見ている時間のほうがずっと長かったように思いました。
私の仕事はとても大掛かりなものを織っていたためか、
なかなか完成しそうにありませんでした。
そのあたりが完璧主義というのか、立派なものが出来上がるのはわかっているけれど、
なかなか終わりそうもないものを選んでしまって、
なおかつ仕事のスピードが遅いように感じました。
このようなことは現代で仕事をしていてもいろいろあるかもしれませんね。
素晴らしいプロジェクトを選んだのはいいが、完璧主義者であるためか完成が遅く、
真面目すぎて手を抜くことや適当という言葉を知らず、
自分にストレスをかけ続けて自滅してしまう・・・。
私はまさしくこれと同じことをこの時にやっていました。
この奉納物を完成させ、神殿に持っていくことは
何かしらランクが上がることも意味していたように思います。
私は必死に仕事をがんばっているにもかかわらず、
自分より後から入った年下の仲間にどんどん追い越されている気がしました。
みな自分より先に完成させ奉納していく、
何かさげすみの目で見られ、バカにされているのではないか・・・、
心の中で不安と猜疑心でいっぱいになり、
私はとうとうストレスで機織り機の前で倒れてしまいました。
このときの心理が今の私にはとてもよくわかります。
そのように不器用な私もやっと奉納物を作り上げ神殿に奉納する日がきました。
その晴れの日に、自分も仲間と同じようにエジプト風の衣装で神殿に出かけ、
神殿や神々の像の大きさに圧倒され、自分の生活の小ささを思いました。
しかし、人間の目というものは現実を見ているようで見ていないのですよね。
神殿には「普通の生活」をしている人々もたくさん参拝していたはずなのですが、
自分の目には何も映ってはいませんでした。
この後の人生
さて、この女性の集団の中に、私より年齢が上の女性がいないことに
ヒプノセラピー中に気づきました。
年上の女性はどうしていないのか、年齢が上がっていくとどうなるのか、
この後の人生を見に行くことにしました。
何か恐ろしいことでも起こったのでしょうか・・・？
敏感な方はご心配なく、恐ろしいことではありませんでした。
この「普通の生活をする」ことと大きくかかわってきます。
そして、感情を出すことができない私は結局一生変わることができなかった、
気づくことができなかったことを次回のコラムで書いていこうと思います。
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